Class of 2023 (GMBA)

1. T.K (32歳, 重工業メーカー)
2. T.O (34歳, 非鉄金属メーカー)
3. W.S (32歳, 日系証券会社)
4. R.K (43歳, 建設会社)
5. H.M (27歳, 警備会社)


① T.K

(1) 基本情報

年齢:32歳
性別:男
学歴:文学部
職歴:重工業メーカーにて、製鉄プラントの海外営業、Commercial Project Manager

(2) Why MBA?

1.これまでの人生と仕事を振り返り、今後の生き方を考える機会としたかった

入社して10年、一旦立ち止まり、過去の失敗、リーダーシップ経験等を振り返りながら、様々なバックグラウンドを持つビジネスリーダーと交流し、今後の人生に関して考える絶好の機会と考えた。
    
2.グローバルな経営に関する知識、スキルを体系的かつ集中的に学びたかった

重工業会社はカーボンニュートラル、デジタル化、電化の社会潮流の中で歴史的な大転換期を迎えており、グローバルに機敏な経営が求められている。新事業の創出と社内外との連携も必要不可欠であり、MBAであれば経営知識、スキルを集中的かつ効率的に学べ、グローバル経営幹部としての知識、スキルを身に付けられると考えた。

3.多様な文化、価値観を持つ集団の中で、生涯の友人を作りたかった

違った価値観や文化を持ち、切磋琢磨し合える仲間を作る良い場所と考えた。

(3) Why Michigan GMBA?

1.Hybrid かつバランスの取れたProgram

企業やファミリービジネスからの派遣生を対象としていることもあり、転職を前提としておらず、約15ヵ月の集中的なProgram で早く業務復帰できる。一方で、座学のみならずRoss の強みの一つであるAction-based な学びも取り入れられており、非常にバランスが取れていると考えた。

2.少人数なClass 編成で強固なnetwork ができる

主にアジア地域からの派遣生を対象としており、ベースとなるcommunity があることは魅力的。また課外活動も豊富であり、一定の連帯感がある集団で学ぶ方が充実した時間を過ごせると考えた。

3.Ross のCollaborative な文化

AAdmission、Alumni 、同期の方々含め、本当にCollaborativeであり、直感で自分もその一員になり学び、生涯にわたって交流していきたいと考えた。

(4) For Applicants

日々の業務をこなしながら、周囲の支援や理解も得ながらの受験は本当に大変だと思います。私自身の経験を振り返れば、スコアメイク等で思うように結果が出ず、焦りや不安もある中で、本当にAdmission やAlumni の皆様には助けて頂きました。一方で自分は支援に対する感謝と、「絶対にRoss GMBAで学ぶ」という強い意志と覚悟だけは持ってinterviewやessay に臨みました。

この初心を忘れずに私も頑張ろうと思いますが、次は私が皆様をサポートさせて頂く番ですので、いつでもご連絡ください。Go Blue!


② T.O

(1) 基本情報

年齢:34歳
性別:男
学歴:法学部
職歴:ステンレスメーカーで工場人事と自動車メーカー向け営業を経験したのち、非鉄金属メーカーへ転職。転職後に再び工場人事を経験したのち、本社で全社総合職の採用・教育の総括担当者を務めた。

(2) Why MBA?

1.経営を担える人材になるため

元々経営を担える人事のスペシャリスト(CHRO)を目指したいと考えていたのですが、業務上人事関連の知識・経験を得ることはできても、どうしてもビジネス(特にAccounting, Finance関連)に関する知見を得ることは難しい状況でした。そのため、いずれ自身のキャリアの中で何らかの手段でビジネスの知識を体系的に学ぶ機会を儲けたいと考えていました。
    
2.海外でSurviveする経験を積むため

会社が急速に海外で事業展開を進める中、人事パーソンが海外で活躍するフィールドが広がりつつあり、その際には必ず経営者視点を持った役割が期待されることになります。いずれ自身もそのポジションにトライしたいと考えていましたが、これまで1~2週間程度の旅行・出張を除いて海外で生活したことがなく、いきなりその環境のResponsibilityを全うできるかというと自信がありませんでした。そのため、経営に関する知識・共通言語を学びつつ、同時に日本国外でSurviveできる適応力を身に着けるためにも、海外MBAがベストだという結論に至りました。

(3) Why Michigan GMBA?

1.15ヶ月というちょうどよい期間設定

当社のMBAは原則1年制のみが対象となっているのですが、1年を超えるもののGMBAは過去承認された実績があったことから、学びの機会を最大限活かせるプログラムだと感じていました。また、それでいて2年制と変わらない授業や学校での体験を得られるということで、まさにちょうどよい期間設定になっていました。

2.HRに強いSchoolであること

戦略人事を提唱したDave Ulrichが在籍しているなど、Rossは伝統的にHRに強いSchoolです。今後人事のスペシャリストを目指すためにも、今一度体系的にHRの知識をつけることも非常に役に立つと考えました。

3.家族と暮らしやすい環境であること

妻と3人の子供を連れての留学であるため、彼らにとっても実りある期間にしたいと考えていました。その点、全米有数の暮らしやすい街であるAnn Arborの環境は、子育てや子供たちの経験という点で非常に魅力的でした。

(4) For Applicants

MBAのInterviewといえば「Why?」というイメージがあると思いますが、これは正に留学準備においても重要なプロセスだと思います。仕事や家庭の対応で時間がとられる中、限られた時間で勉強をしても成果がなかなか上がらない。そんな「何やってんだろう」と思った瞬間に、この「Why?」が活きてきます。おそらく皆さん、良いスコアを取るためでも、MBAに行くためでもなく、自分の人生を幸せにするために今必死になっているはずです。そして皆さん経験されてきた通り、その必死の努力は確実に皆さんの人生を幸せなものにしてきたと思います。きっと今回もそうに違いないと自分を信じ、自信をもって「Why?」に答えられるようにして来てください。Ann Arborでお待ちしております。


③ W.S

(1) 基本情報

年齢:32歳
性別:男
学歴:早稲田大学 商学部
職歴:日系証券会社勤務(営業10年→人事半年)

(2) Why MBA?

入社以降、一貫して証券会社にてリテール営業に従事してきました。未上場企業を担当する中で、金融商品を販売するだけではなく、本質的に顧客企業のバリューアップをする為の提案を増やすべきだと思いました。しかし、会社としても個人としても、その為の経験値・スキル・意識が不十分であると感じました。特に自分自身が営業経験しかないため、①経営者のパートナーになるための経営スキル ②グローバル経験 ③人脈の形成 を目的として、海外のMBAで学びたいと考えました。

(3) Why Michigan GMBA?

第一印象として、「密度が濃く、効率的に学びを得られそうだな」と感じました。30オーバーであったこともあり、受験勉強+MBA生活で長く社会から離れるより、濃縮して学びを得て、それをすぐに現場で実践したほうが自らの成長に繋がると考えました。(FTの長い休みも魅力的ですが、、)

第二に、Rossは様々な分野で高い評価を得ており、自分の「why MBA?」に沿うと考えました。明確に「ファイナンスを極めたい!」・「テクノロジー企業に就職したい」というような目標があるわけではなく、経営に必要なスキルを 満遍なく学びつつ、深堀する部分を探っていきたいと思っているので、それが実現できると思いました。

第三に、リビングコストと住環境です。私は単身or家族帯同で迷っていましたが、家族帯同を選びました。ウェブや過去の先輩方のブログを見て、「こんな素敵な環境で家族と生活したら楽しいだろうな。。」と思えたからです。まだ渡米して数日ですが、リスが走り回っているなど、素敵な環境です。これからもっと満喫したいと思います。

蛇足ですが、アナーバーのリビングコストは米国の他の町に比べると安いです。折角の学生生活ですから、遊ぶところはケチケチせず、しっかり使いたいですよね!これもメリットの一つです。

(4) For Applicants

受験に当たり、試験対策やエッセイ、推薦状、面接対策等、やることが多く、本当に大変だと思います。一人で悩まずに、とにかく誰かに相談をするべきです。Michigan Ross GMBAのアドミッションは親切でフットワークが軽いですし、日本人の在校生・アルムナイにもすぐに繋いでくれます。人の力を借りて、どんどん進めていかれることをお勧めします。

進学先選定にあたっても、色々なファクターがあります。私の時はパンデミックでキャンパスビジットはできませんでした。しかし、在校生と話したり、ブログを読んでみたり、できることは沢山あると思います。何か気になること、ご心配なことがあれば、気軽にご連絡ください!!


④ R.K

(1) 基本情報

年齢:43歳
性別:男
学歴:理工学部(学士)、理工学研究科(修士)
職歴:建設会社で建築施工管理18年

(2) Why MBA?

1.経営について体系的かつ世界視野で学ぶため

私が従事していた建設現場運営は小さな企業を経営しているのと似ているため、実務から多少の経営知識を得ることができました。しかしその多くは経験則に基づいていて理解が中途半端でした。自身のスキルアップのためにも、経営について体系的に学びたいと思いました。また今後は国内の建設需要は縮小することが確実で、海外事業をいかに発展させるかが会社の重要な経営課題であり、その一端を担うためグローバルな視点で経営を学びたかったためMBAを目指しました。
    
2.学びの継続と違う分野への挑戦のため

理系出身でエンジニアバックグラウンドのため専門知識については自信がありましたが、それはすごく狭い分野での話で、いわゆる「井の中の蛙大海を知らず」の典型でした。自身の継続的成長のため違う分野への挑戦が必要と感じ、MBAを目指しました。

(3) Why Michigan GMBA?

1.アジア圏のからのメンバーで構成された少人数クラスでコア科目を学べること

主にアジア圏からの少人数のクラスメートと最初にコア科目を学び、関係を深めることができることが大きな理由です。特に海外勤務経験のない私にとって、この環境はMBA生活に順応するための良いステップだと考えました。

2.卒業生、在校生の人柄と雰囲気

非常に抽象的ですが、これにつきます。説明会に参加して卒業生・在校生の人柄と雰囲気にふれ、GMBAで学びたいと感じました。実際に、合格後の壮行会や渡米後のセットアップの際にはみなさんが協力的で親切で、選んでよかったと認識できました。

(4) For Applicants

私は40代からの、そして語学力ゼロからの挑戦でした。スコアメイクに苦しみ何度も心折れそうになりましたが、「人生一度きり。後悔のないようにしよう。」と思いモチベーションを維持してきました。

GMBAは私のような40代からでも挑戦する機会を与えてくれる良い場所だと思います。興味がある方は早めに在校生や卒業生から情報を得て、自分にフィットするか検討することをお勧めします。行きたいところが定まればモチベーション維持もしやすいと思います!


⑤ H.M

(1) 基本情報

年齢:27歳
性別:男
学歴:経済学部(学士)
職歴:警備会社で4年

(2) Why MBA?

1.総合的なビジネススキルを学ぶため

会社では採用活動に携わっておりました。近年学生の企業選好の考え方は変わってきており、会社の安定性よりも入社後に得られるスキルやキャリアプランを重視するようになってきています。自社の採用を強化するためには入社後のキャリアプランを明確に描くことのできる新しい人事体系が必要だと思いました。そのためには各職種を理解する必要があり、総合的なビジネススキルが必要だと考えMBAを目指しました。
    
2.グローバルな視野を身に着けるため

これまで海外経験が乏しかったため、ビジネスの分野を超えて海外の習慣や文化、価値観など自分と全く違うバックグラウンドを持つ人と関わりたいと思っておりました。

(3) Why Michigan GMBA?

1.アジア圏のからのメンバーで構成された少人数クラスでコア科目を学べること

GMBA生だけの少人数クラスでコア科目を学ぶため、より親密な関係を築ける環境があると思いました。特に会社の事業展開国がアジア中心ということもありアジアの国々の人と一緒に学ぶのはよい機会だと感じました。

2.卒業生、在校生の方の雰囲気

抽象的ですが学校によって在校生や卒業生のカラーはあると感じました。Michiganの方々はとてもcollaborativeな雰囲気があり、相談にも親身になってのってくださりました。合格が決まってからも壮行会や渡米に向けたQ&Aセッションを開催して下さり、温かいコミュニティだと感じました。

(4) For Applicants

受験中はTOEFL、GMATのスコアメイク、Essay作成、学校調査などやらなければならないことがあってとても大変かと思います。私自身も海外経験ゼロからの出発で英語も達者ではなかったため、受験中は不安で一杯でした。何度か受験中不安に押しつぶされそうになることがありましたが、一人で抱え込まず周りに話すことで乗り切ることができました。とにかく遠慮せずに色々な人に頼ることが大事かと思います。

まずはMBAに挑戦するという大きな一歩を踏み出したことに自信をもち、不安に押しつぶされそうになった時は私含めGMBA生一同相談に乗りますので気軽にご連絡ください!


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